巨人戦争英雄譚

“私が”血染の羽毛”と戦えているのは、これまで挑んできた者たちがいるからだ!見ていろ!!”

                    ――デザルト・サンダース

概要

 執筆者はこぜに氏。全十話。
 『ザ・リベンジ』にて描かれた神聖プラント帝国リズ連邦共和国協同連合の全面戦争「第一次ギガントマキア」を舞台に、
 『血染めの羽毛』という最強の「異名」で呼ばれる村井幸太郎セイントメシア)とエースパイロット達が繰り広げる戦いの物語。
 
 同戦争を各軍内部の様子や思惑、一般兵達の戦いといった異なる視点から描くほか、
 『アームヘッド同士の戦闘』や『調和』といった本世界観独特の概念が非常に解りやすく描写されているのも特徴。

ストーリー

 N.T.N.1980年より、十年間に渡って続いた巨人戦争・ギガントマキア。
 数多く導入されたアームヘッドの中で、最強の機体がどれかと訊かれたら、
 殆どの人々は「血染の羽毛」と答えるだろう。
 いまや救世主さながらに崇められ、また俺たちから見ても伝説の機体といえるほど驚異的な存在だった。
 だが、何故セイントメシアがそれほどまでに強いと言われるのか。
 それは、無名の兵士を数多く葬った戦績だけが、理由ではない。
 戦場の鬼神と恐れられていた実力者達―「異名」を持つ者と戦い、また、それを下したからだ。
 我々「異名」を持たされた者からすれば、ブラッディ・フェザーを討つ事が同士への弔いであり、英雄への近道だった。
 忘れられつつある、あの時代で命を燃やしていた、ツワモノどもの物語を残しておきたい。

登場人物

  全話に共通して登場。最強と名高いエースパイロットにして『血染めの羽毛』という「異名」を持つ青年。
  本作においては戦場において尊敬と畏怖の対象として噂される狂言回しとしての役割も多い。

  リズ連邦軍所属パイロット。『獅子騎士』の異名を持つ。
  軽そうな外見で周囲に常時女性パイロットを侍らせているが、そのカリスマ性を以って“群れ”を統率する手練。

  元戦闘機乗りという経歴を持つ『疾風の蒼燕』。
  圧倒的な集中力を以って無言のままに敵機を“撃墜”する空戦のエキスパート。

  『妖怪蜘蛛魔女』として恐れられる、トラップを得意とする女パイロット。
  猟奇的な性格の持ち主であり、魔女のような笑い声を通信から響かせながら襲い来る様はまさに“妖怪”。
  後の時代においては「パプリカーン」という武装勢力を率いている。

  『アームヘッド・トレーナー』の名で通っている、元リズ連邦軍所属パイロット。
  アームヘッドの生体兵器ならではの特性を“鍛錬”という形で最大限に引き出すべく、自身共々機体のトレーニングを欠かさない。
  かつての仲間達と目指した可能性を証明するべく、“設計技術の結晶”と認識するセイントメシアと対峙する。

  古き良き御蓮文化に魅せられた陸戦パイロットで、流暢ながらも奇妙な御蓮語を話す。
  その独特な言動とは裏腹に高い白兵戦技術を誇り、敵機を一瞬の内に“斬捨御免”する『リジアン・サムライ』。

  『トリオプスダイバーズ』と呼ばれる、リズ連邦水中戦部隊のメンバー達。
  元々は所謂落ちこぼれパイロットであり、捨て駒同然に水中用試作機のテストパイロットとされるも、
  各員による奇妙かつ絶妙なチームワークによって強力な有用性を示した“生きている化石”達。

  かつて戦車乗りとして多大な戦績を上げ、『要塞の男』と呼ばれた老パイロット。
  アームヘッドパイロットに転向してからは目立った戦績を挙げられずに元エース故の優遇に甘んじていたが、
  セイントメシアと遭遇したことで手柄を立てるべく意気揚々と交戦を開始する。しかし……。

  陰鬱な表情を浮かべた少年兵であり、リズ連邦軍の中規模補給基地の防衛を担当する。
  情報戦・電子戦において非常に高い能力を誇るが、気に触った者は味方であろうとハッキングによって自滅に追い込む非人道的な性格。
  匿名のソーシャルネットワークメディアにおいて『トロージャン』というハンドルネームを名乗る。
  
  • キャロル
  『血染めの羽毛』こと村井 幸太郎の暗殺任務を任された女暗殺者。
  重要な任務を受け持つだけあって実力は確かなようだが、激しい妄想癖があるのが玉に瑕。
  任務を遂行すべく、幸太郎の自宅でもある村井研究所へと潜入するが……。


  砂漠での戦闘を得意とする、状況特化型タイプの元戦車乗りパイロット。
  周囲の環境や砂の特性を巧みに利用し、複数の敵を確実かつ鮮烈に葬り去る『砂塵を纏う者』。


本編


  • 最終更新:2016-05-13 10:46:22

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