パウィル

パウィル(Pawil)とは、一定の周期で世界に発生する特殊な存在の通称。
特異点レイラインのような“世界を紡ぐシステム”の1つであり、同様に特定の人物に“力”として宿るかたちで発現する。

能力としての特性は「世界本来の流れの安定化」であり、レイラインと類似した立ち位置ながら厳密には大きく異なる。
特異点が良くも悪くも世界にとってのイレギュラーであり、レイラインが謂わばそのバランスを取るプラスとマイナスの立ち位置であるのに対し、
こちらはより深刻な状況下(プラスマイナスの調整では最早世界の終焉に対処できない事態)における“イレギュラーが何も無い、本来の歴史の流れへの修正処理=初期化”に近い作用を及ぼすのが特徴。
この特性上、存在そのものが一種の“超常”であるアームヘッドに対しては総じて適性が無く、どのような機体に搭乗しても覚醒は不可能。

またこの“初期化”作用は周囲の環境にも影響を及ぼすことができ、前述の反アームヘッド的作用も、
といった形で外向的にその力を発揮することも可能。
またこれ以外にも“初期化”の性質上、あらゆる超常的な力に対しても反作用的な効果を及ぼす。

これらの作用は“漏れ出ている”と形容するのが近く、パウィルである本人が意識して抑制または増幅させることが可能であるが、完全な封殺は不可能。
しかし存在そのものの出自が超常である者、または超常と縁の深い者に対しては、それぞれの能力が強く発揮される兆候を見せない限りは極めて封殺に近い程度にまで干渉を意図的に抑制できる性質を有する。
これは一種の定義緩和作用であり、本来の世界の歴史において超常的存在も必要とされる場合が多く見られる事実に対する“世界の配慮”であり、同時に“抜け道”である。

パウィルとしての力は生まれつきではあるが、あくまで世界の力の欠片であるため実体的情報はなく、従って遺伝などはしない。
また該当者は幼少期においては力を制御できず暴走させるケースがあるが、同時に扱える出力も小さいために大きな問題にはならないことが多い。
しかし思春期に差し掛かると能力が充分に成長しながら抑制が効かなくなるケースが多く、そのような場合は付近のアームヘッドが影響を受けて起動しなくなるなどの不具合が発生することがある。

以下に、現在まで存在が確認されているパウィル該当者を挙げる。


  • 最終更新:2016-10-16 16:31:25

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