ストーリーライン:1990年~2010年

1987年~2000年: 『ザ・リベンジ』。
    1987年、リズ連邦の貧民街にてマキータ・テーリッツ少年が、 リズ軍のヒレー・ダッカー及び政治家ガール・ポッチと遭遇。
    ひょんな事からヒレーの家に居候する事となったマキータは、アームヘッドのパイロットとなる事を勧められ、これを半ば成り行きで承諾。
    その後ヒレーと親子のような信頼関係を築いていたが、出会いから三年後の1990年、
    神聖プラント帝国の軍を殲滅する作戦において、プラントの同盟国である大御蓮帝国の切り札 セイントメシアと対峙。
    マキータは辛くも生き延びるが、ヒレーが犠牲となる。
    そして同年、リズ連邦とプラント帝国間に講和条約が締結され、一応の平和が訪れる。

    それから10年後の2000年、
    新型機ゾディアークのパイロットに選定されたマキータは、
    領土返還やプラント民の移民の容認などを主題とする会議に出席する間の護衛を、リズ連邦新大統領となったガールに依頼される。

    そして襲撃してきたテロリストの殲滅を遂行する最中、
    同じく護衛にあたっていた御蓮のセイントメシアと再び遭遇(同じく護衛のため、立場としては味方)。
    ヒレーの殺害から来る復讐心によりセイントメシアに攻撃を仕掛け、戦闘となる。
    (心情が変化したのかメシアはマキータを殺害しようとしておらず、自衛に徹している)

    しかしそこへプラント皇帝テリダクシア・マリス・プラントが自ら創生を駆って出陣。
    メシアとゾディアークの仲裁に入るが、
    その時マキータの憎しみを媒介に、ゾディアークに搭載されていたアームホーンの意思が覚醒。
    ゾディアークは融合を発動しマキータをバイオニクルフレームに取り込むと、
    テリダクシアの操る創生が、かつて世界を破滅に追い込んだ者達『ブラザーフッド』の意志を宿している事を暴露する。
    更に不意打ちにより創生を戦闘不能に陥れ、メシアをも追い詰めるが、
    融合がまだ不完全だった為に、自らの過ちを悟ったマキータによって動きを封じられ、
    その隙にメシアによってアームキルされ、呪詛の言葉と共に再び眠りにつく。

    目覚めたマキータは、
    そこでメシアのパイロットが、護衛任務直前に会話をしていた青年、村井研究所の村井 幸太郎であることを知り、
    直後に『皇帝の真意を確かめる』為、和解した彼と共に失踪、行方不明となる。

    ∀ngels in Oblivion
        ザ・リベンジと同じ時間軸に位置する。
        『歴史の裏側を幸太郎の視点から見た物語』という要素も含んでおり、
        彼の心情の変化や、ザ・リベンジ本編で明かされなかった日々などが明らかになっていく。

    巨人戦争英雄譚
        ザ・リベンジで描かれた、プラントとリズの全面戦争そのものに焦点を当てた物語。
        アームヘッド同士が激突する戦場の中でいつしか「異名」を背負うようになった英雄達の戦いを描く。

    『DIRTY WINGS』(現在公開停止)
       物語開始時点では1980年代だが、終盤では2030年まで時代が飛ぶ。
       「現在」の特異点である青年、ロバート・ラスターの軌跡を追う形で物語は展開される。
       ∀ngels in Oblivion同様に"裏舞台"を主軸としているが、
       基本的にはロバートの一人称視点で進み、あまり本編とリンクする個所は少ない。

    『Uhr der Königin』
       時代としては1980年代にあたる。
       「黒十字」という暗黒大陸を中心に活動する武装勢力をキーに展開される物語。
       群像劇としての面が強いが、主な視点となるのは伽矛夷帝国軍の新人パイロット・神田 朗

       作中において年代などの記述があまりない為明確な時間軸は定かではないが、
       おそらくは『ザ・リベンジ』とほぼ同じ時間軸に位置していると思われる。

       技術学校を卒業したばかりの新米アーキテクト・トマス・ボーリーが、
       リズ五大湖付近の実験研究所「デデバリィ」に新入り技師として就任。
       ガスマスクが印象的な謎多き所長ゼニ・ガッポを初めとする奇妙なワークメイト達に翻弄されつつも、
       彼はそこで"戦争"の重みを、文字通り身を以って知る事となる。
       またこの物語の前日譚に『メトロノーム』が位置しており、
       本編にて敵となるリズ連邦の"U.E.T"所属パイロット・ケナー・ポマレリが、
       現在の冷徹な人格となるに至った経緯を辿る形で展開する。

        物語開始時点で2000年頃の時代にあたる。
        アプルーエ国家ガリア王国軍に属する一人の青年・ドロップ・ワールズマインと、
        自分の運命に抗う少女・エクレーン・ラヴの、奇妙な巡り合いと旅路を辿る。

2007年1月: 『THE SUN』。
    時間軸としては、幸太郎の失踪から間もない頃。
    操縦の才覚はあるものの素行不良な問題児・宝生 旬香と、
    全て優秀な村井研究所の一人娘・村井 雪那の離別と追蹤、青春の夜明けを
    菊田重工の宇宙開発用ファントム『ラグナロク』による無差別破壊をピークに描く。

2007年: 『アフターザレジェンド』。
    アームヘッド関連の重工が「 K 」を名乗る怪人物に襲撃されるという事件が発生。
    間もなく言左衛門が自ら「 K 」である事、またTCWの活動を再開する事を表明、
    次の襲撃目標が村井研究所である事を予告して通信を断った。
    雪那の身を案じ、また言左衛門の真意を知るべく、旬香は機体を駆って研究所に赴く。

    そこで彼女を待っていたのは、言左衛門の駆る『スルト』と、
    菊田重工と村井研究所が共同で研究開発し、
    言左衛門の人格を投影したファントム『ユミル』だった。
    そして" K "の正体は、実は言左衛門ではなくユミルである事が判明する。

    自らが本物の言左衛門となる事を望むユミルは、本人との接触により暴走。
    言左衛門に酷似したその姿を変え、最早アームヘッドとは呼べない程の巨大な異形と化す。
    そして自らの肉体から次々に怪物を生み出し、世界を"新世界"へと変えようとする。
    またこの大戦において、行方不明となっていたマキータと幸太郎が7年振りに帰還。
    決意を固めた旬香と雪那に、二人乗りの機体『バルドル』を託す。

    最終的に旬香・雪那・言左衛門の三人によって、
    異形の本体である機体『ユミル・ユグドラシル』が撃破される。
    最期の刹那、目下に広がる世界を見て我を取り戻したユミルは、
    言左衛門に"私のような過ちを起こさないでくれ"と残し、その機能を停止する。

2007~2010年: 『ザ・パニッシュメント』。
    『ザ・リベンジ』から続くマキータと幸太郎の、そしてエクジコウの物語の転換点。
    マキータと幸太郎が帰還する直前、
    二人はガッポ族の長エライから託されたアームコアの導きにより、
    "アウタゴッドフレンド"という謎の思念体と接触。
    彼からエクジコウの機体にして最強のアームヘッドデウス・エクス・マキナの存在を知らされる。

    エクジコウが引き起こす巨大隕石墜落、「カタクリズム」の阻止という"答え"を見つけ、
    二人は7年振りに帰還、バルドルを旬香と雪那に託す(『アフターザジェンド』と繋がる)。

    それから3年後、2010年1月17日。
    エクジコウが人間に化身した姿であるマクータ・イグザイクスが、デウス・エクス・マキナを駆って遂にヘヴンの頁高原に出現。
    『ユニティー』『ドゥティー』『ディスティニー』の三体の側近の機体と率いて、カタクリズムを敢行する。

    マキータの駆るセイントメシアダークサード
    幸太郎のセイントメシアフォース、雪那の『セイントメシアドラグーン』
    及び一般兵達の操るセイントメシアサードが迎撃に赴き、側近の三体を撃破する事に成功。
    しかしデウスの桁外れの力によりサードは次々と堕とされ、
    遂には雪那のドラグーンの身代りとなったフォースがその剣に貫かれ爆散、幸太郎が戦死する。

    友の死に憤り、自らに向かってくるダークサード=マキータの姿に、
    イグザイクス(エクジコウ)は嘗ての自分の面影を重ね見、攻撃を躊躇する。
    そして失踪していた神聖プラント帝国皇帝テリダクシアが、自らの使命を果たすべく運命の機体『タイラント』を駆って出陣。
    その圧倒的な力でデウスとの死闘を繰り広げ、遂にアームキルに成功、デウスを撃墜する。
    (この時イグザイクス=エクジコウは、自身の復讐が無意味だった事を悟っている)

    そしてヘヴンに墜落する隕石が引き起こす大天災=カタクリズムを、
    自らの消滅と引き換えに、調和『メイキング・トゥモロー』の発動によって完全に封殺。
    500年の永き時を経て遂にその使命を完遂した、テリダクシアにしてヴァイス・マキータ・プラントだった男は、
    アキトという本来の自分の名を思い出しつつ、光の中で現世から消滅した。

    『世界が変わる、その日まで』
        エクジコウとの決戦の前夜、幸太郎が見た夢の物語。
        夢の中で「未来」の特異点ことセリア・オルコットと接触、
        彼女から旅の間に起こった色々な話を聞く形で展開される。
        セリア自身は未来から夢を媒介にして幸太郎と接触しており、時間軸が少しややこしい。
        解りやすいように解説するならば、

         幸太郎視点→         『ザ・パニッシュメント』と同時間軸、決戦前夜
         セリア視点→         少なくとも2030年以降。つまり未来から接触している
         セリアが語る旅の日々→  1990年代~2030年まで。
                           ただし"思い出"なので時間軸はばらばら

        という形になっている。
        ちなみにセリアは特異点である為、外見は20代前半のまま変化が無い。
        これは先述のロバート・ラスターも同様である。

2010年~:リズ連邦共和国協同連合と神聖プラント帝国崩壊。
    エクジコウ襲来事件により、隠れ蓑兼利用価値とされたリズ連邦が国家としての機能を果たすことが不可能となり瓦解。
    また最初からエクジコウの企みを阻止することを目的に建国された神聖プラント帝国も、皇帝の死や影響の余波によりほぼ同時に解体。
    ヘブンにおいて最勢力を誇っていた2大国家が実質共倒れとなり、世界の均衡が大きく変動。

2010年~:大御蓮帝国とアプルーエ連合王国の台頭。
    同盟国だった神聖プラント帝国の遺産を吸収して大御蓮帝国が勢力を拡大。 
    ほぼ同時にアプルーエ国家が「総統」を名乗る一人の男によって数百年振りに再統一され、新国家『アプルーエ連合王国』として成立。
    共倒れとなった旧2大国家に取って代わるようにして鎬を削るようになる。

2010年?~:『ライン・アイズ』。
    明確な時系列は不明だが、『ザ・パニッシュメント』以降の物語であることは判明している。
    大御蓮帝国の非政府報道組織「戦時下においてもジャーナリズムを守る会」に属する盲目の青年・
    知念 ライカを主人公に展開される物語。

    幼い頃の人体実験で両目を失い、記憶を消された上で実験に従っていたところを守る会に保護されたライカは、
    いつものように専用機体イービスと共に帰還したところで、本拠地の爆発に巻き込まれる。
    彼の身柄と機密データの保護の依頼を受けたフロップスと名乗る少女により救出されたライカは、
    彼女の協力を得ながら、本拠地からの脱出と襲撃の真相を目的に行動を開始する。  


  • 最終更新:2017-03-19 05:04:09

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