ストーリーライン:新光皇暦初期~1990年

この物語の舞台となる惑星『ヘブン』では、基本的には『新光皇歴』という年号が使用される。
実質的に『新光皇歴』が私達現実世界での『西暦』にあたる。
(新光皇歴1990年=西暦1990年のような認識。 以下その認識で年代を表記する)

此処ではキーとなるイベントをまとめている。

年代不明: 「旧世界」及び"母星"の滅亡。
    この世界に人間が繁栄するよりも遥かな昔、バイオニクルと呼ばれる生命体達の時代。
    「ブラザーフッド」と呼ばれる、世界の支配を目的としていた者達の首領格だったとある個体が、
    バイオニクル達の“母星”を維持するシステムである巨大人型機構“主神”を乗っ取るべく干渉したことでバグが発生。
    世界にカタクリズムと呼ばれる大災害が発生し、惑星そのものに多大な損害を及ぼす。
    生命の殆どが死に絶え、“主神”までもが機能停止したことで世界は緩慢に壊死を始め、
    最終的にバイオニクル達は全滅、“母星”は死の星と成り果ててしまう。

年代不明: 「この世界」の誕生。
    バイオニクル達の“母星”から、思念だけになりつつも唯一生き残った個体「エクジコウ」が、
    宇宙空間を彷徨い続ける永い旅の末、新たな惑星『ヘブン』を発見。(この時すでに何らかの生命の痕跡があった)
    憎しみと絶望から、そこで新たな世界と文明の種を撒き、成長した「創造物」を自ら滅ぼすことを企む。

年代不明: エクジコウによって種を撒かれ成長した新たなバイオニクル達が、再び戦いを始めながらも日々を過ごす。
    この間、幾度か姿と手段を変えてエクジコウが文明破壊(カタクリズムと総称される)を試みるも、
    予想以上に「新たなる世界」として成長した彼らにすべて返り討ちにされる。

年代不明: バイオニクル達は永い時のなかでの進化の結果として、
    より脆弱な肉体ながらも様々な可能性を持つ、新たな存在へと変化を始める。
    これがこの世界の「人間」であり、進化できなかった個体はアームコアとして永い眠りにつくこととなる。

1年: 新光皇歴元年。
    かつての世界規模の混乱を生き延びた「新光皇」と呼ばれる男が、
    当時の旧御蓮(現北ゴレン)から新御蓮(現御蓮列島)への御蓮民族の南下を実行し此花朝を確立。
    その後「ムスタング」と名を変えアプルーエ地方に渡り、ガリア地方に"アプルーエ統一帝国"を建国するなど、
    それぞれ東西の世界の在り方に大きな影響を残した。

    彼の活躍を記念し、この一年を元年として新光皇歴は幕を開ける。

不明~: アプルーエ統一帝国の分裂。
    アプルーエ統一帝国はその後複数の国家に分裂しつつも、緩やかな連合として体制が安定。
    ダッカー家やヒルドールブ家、フォックスアイ家などの十二貴族と呼ばれる貴族達が、分裂した各国を治めることとなる。
    またかつての偉人にあやかり名付けられた『ムスタング』という代表職が各貴族から一名ずつ選定され、
    それぞれが統治する国の実質的な指導者を任命されていた。

1101~1200年以内: 天奈 龍智によるアプルーエ国家への侵攻。
    当時の大御蓮帝国をその圧倒的なカリスマと能力によって再統一した将軍・天奈 龍智が他国の植民地化を進め、
    その手をアプルーエ各国にまで伸ばし始める。
    しかし当時のムスタングの一人にしてガリア王国を治めていたパトリシア・ムスタング・フォックスアイが天奈の軍勢を撃退し、
    勢い衰えぬままの逆襲の末、天奈の首を討ち取ることに成功する。
    しかし天奈の軍勢が与えた影響は大きく、アプルーエ各国は全体的に弱体化することとなる。

    なおこの際にパトリシアは『黒い巨人』と呼ばれる謎の怪物に跨って戦ったとされるほか、
    対する天奈は『白い現し身』と呼ばれる人外じみた力を持ち、"アーリオ"と呼ばれる悪魔と契約していたという逸話も残っている。

1101~1200年以内: リズ大陸の開拓。
    弱体化したアプルーエ国家だったが、その中のウェスティニア帝国が凄まじい成長を遂げ、アプルーエ国家全体への支配を強める。
    帝国の猛威によって滅亡の危機に晒された他の国々は、自身達の新たな新天地とするべく、
    帝国が御蓮に対し報復戦争を始めた隙に乗じて、未知であった西の大陸の開拓に着手する。

    幸いにも地元民の協力を得ることに成功したアプルーエ各国は、様々な苦難の末に大陸で初の入植地の建設に成功。
    後にこの大陸は、当時の探索隊の隊長だったバーソロミュー・リズの名を取って「リズ大陸」と名付けられる。
    
1500年頃: 『ディアマイロード』。
    東プラント王国国王、ヴァイス・マキータ・プラントが首脳会議にて各国の要人を抹殺。
    同時に新国家神聖プラント帝国の建国を宣言し、間もなく実現させる。
    その真意は、バイオニクルの世界から既に存在している「神」とも云うべき『偉大なる者達』から伝えられた、
    『500年後の大天災』の阻止。
    (この大天災もまた『カタクリズム』であり、実態はエクジコウによる巨大隕石墜落作戦
    またヴァイス自身の魂は、使命を果たす為にその後も代々の皇帝に宿り続ける事となり、
    500年後の皇帝であるテリダクシア・マリス・プラントも実質的には彼と同一人物である)

1950~80年頃: 『アームヘッドジェネレーション』。
    兵器開発者であった菊田 五右衛門が、友人の村井 平幸の支援を得て兵器製造会社・「菊田重工」を設立。
    ほぼ同時期に平幸も自ら「村井研究所」を設立、アームコアの研究を独自に進める。
    (なおこの時点で、二人は後に「デデバリィ」と呼ばれるアームヘッド開発所長となる当時のゼニ・ガッポと面識がある)

    そして1980年頃、平幸が遂に最新鋭の人型機動兵器「アームヘッド」の開発に成功、
    それに続くようにして菊田重工がアームヘッドの研究開発を進め、ファニオシリーズを開発するが、
    その後五右衛門は謎の過労死を遂げる。

1985年: アプルーエ国家のひとつ、ウェステニィアでクーデターが勃発。
    新国家"ウェスティニア共和国"が成立する。

1986年以前~: リズ連邦の特務研究機関『ペーパー・カッツ』発足。
    特異点やそれに類する強力な力の研究と応用を目的に、人体実験を中心とした活動を開始する。
    また後の「過去」の特異点となるポーリー・パトリシア・白樺も当時ここに在籍していた。

1986年: 当時高校生だったセリア・オルコット女史が失踪。
    世間には行方不明として処理されたが、実際には実父にしてペーパー・カッツの名誉メンバーであるダニー・オルコットによる拉致。
    優秀な血を引くオルコットの遺伝子を狙われ、ペーパー・カッツによって凄惨な人体実験を受け続け、
    最終的に「未来」の特異点として覚醒する。
    しかし直後に暴走したセリアにより現場にいた研究員はほぼ全員が惨殺され、
    以降、世界の何処にも居場所を失ったセリアは「旅人」として「世界の美しさ」を探求することを決める。

1986年?~: ペーパー・カッツの一員であったポーリー・パトリシア・白樺が「過去」の特異点として覚醒。
    その際の事故により瀕死となった同僚ニキータ・テーリッツを救う為、特異点としての力で自身の肉体を彼のものと入れ替える。
    またこれ以降「ムスタング・ディオ・白樺」を名乗るようになる。
    なおこの直後から重症となったニキータの肉体を回復させる為に、自ら長期間の休眠に入っている。

1987年: ウェステニィア共和国にて革命が勃発。
    これはアプルーエ国家の衛星国化を狙うリズ連邦共和国協同連合が裏で援助したものであり、
    弱体化の著しかったウェスティニア共和国を侵略の足がかりとするべく引き起こした。
    これに対して危機感を抱いた神聖プラント帝国が、間もなく新政府に対して宣戦布告。
    またリズ連邦は、最終目的の為にもウェステニィア共和国と同盟・参戦。
    戦況は瞬く間にプラント対リズという、二大国家の直接対決という様相を呈する事となる。
    また神聖プラント帝国は同盟国である大御蓮帝国から戦力としてアームヘッドを譲り受け、初めて実戦投入する。

1990年頃: "ゲームマニア集団脳死事件"発生。
    パンチャーデッド社が『脳波と波長を合わせ、全感覚で楽しむ』というコンセプトの下開発した
    新作ゲームのテストβver.をプレイした世界各地のプレイヤー達が集団脳死する。
    更に遺体は全て死因解明の名目で何処かへと回収され遺族の元へ戻る事は無かった為に、
    前代未聞の怪事件として世間を騒がせたが、迷宮入りとなり時間経過と共に忘れ去られる。

    この事件の黒幕は、後に事件を引き起こす事となるヒルドールヴ社である。
    当時の社長リオン・ヒルドールヴの『人間のアームヘッド化』という悲願の下、
    『人間の脳をアームヘッドの身体に移植する』実験の為に脳の調達を行ったのが真相。
    当然ながら本当に脳死されると使い物にならなくなる為、死亡したと思われていた被害者達は、
    実は深い仮死状態に陥った状態にあり、その後回収されサンプルとして軟禁された。 
    しかしサンプルは入手したものの肝心の技術が研究開発に追いついておらず、
    自らの悲願の達成を見ることもないまま、リオンはその後死亡する。
    (リオンの悲願は、彼の娘であるリトゥナ・ヒルドールヴが受け継ぐ事となる)



  • 最終更新:2020-02-02 22:52:51

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