ギガントマキア

ギガントマキア(Gigantomakhia)とは、惑星ヘブンにおいて勃発した特殊な大規模紛争ないし戦争の総称。
これに分類される戦いはいずれもその後の世界の在り方に大きな影響を及ぼしたものばかりであり、単なる戦争行為自体は含まれない。

第一次:リズ連邦共和国協同連合と神聖プラント帝国の対立

新光皇歴1987年に神聖プラント帝国がウェステニィア共和国に宣戦布告、並びにリズ連邦共和国協同連合がウェステニィア側と同盟を組み参戦。
これを機に国土面積一位を誇るプラントと二位のリズが本格的に対立、それぞれの同盟国や中立の立場にある国家を巻き込みつつ、本格的な全面戦争に突入した。

この戦争において、プラント側の同盟国であった大御蓮帝国が開発していた特殊機動兵器「アームヘッド」が初めて実戦投入された。
これに対してリズ連邦側も独自のアームヘッドの開発・投入に乗り出し、
その後の世界の戦争の常識がアームヘッド戦闘を基準としたものへと移り変わっていく切欠となった。

最終的に新光皇歴1990年に停戦、2000年にプラントとリズの間で講和条約が締結されたことでこの戦争は終結し、世界は一旦の平穏を迎えることとなる。
しかし一度アームヘッドというあまりに強力な力を手に入れた人間達が、それをみすみす手放す理由もまた存在しなかった。

第ニ次:地球圏統一帝国の襲来、エクジコウ降臨

条約締結から9年の月日が経った新光皇歴2009年。
リズ連邦とプラント帝国の冷戦状態が未だに続く世界の状況は、ある第三者の介入によってその有り様を大きく変えた。

ヘブンとは異なる発展を遂げた人間種の棲むトンドルの月から、
月で唯一現存する独立国家「地球圏統一帝国」の指導者・マクータ・イグザイクスがヘブンに来訪した。

イグザイクスはリズ連邦に地球圏統一帝国からの支援並びに同盟を提案。
本格的なプラント打倒の為に歴史的因縁のあるアプルーエ国家とすら同盟を結ぶような有様だったリズはこれを承諾し、
友軍として地球圏統一帝国軍、新たな武器としてその独自の技術で創られた高性能アームヘッドを手に入れた。

しかしこれらの行動はイグザイクスによる罠であり、
彼の目的はリズとプラントの戦いを再び煽ることで世界を巻き込んだ最終戦争を引き起こし世界を混乱に陥れること、
更にはその混乱の後に、ヘブンに迫る超巨大隕石を地表に落下させることでヘブンにおける人類の文明を完全に破壊することだった。

実はイグザイクスこそ、遥かな過去に肉体を失いながらも唯一生き延び、
現在のヘブンに生命の種を蒔いたバイオニクルエクジコウが人の姿の新たな肉体を得て顕れた姿だった。

かつての憎しみと絶望から新たな世界と文明の種を撒き、成長した「創造物」を自ら滅ぼすことを目的とする彼は、
機は熟したと言わんばかりにリズとプラントの対立を煽り、ついには自ら専用機デウス・エクス・マキナを駆って表舞台に立つなど、
破滅に向けて本格的な行動に出始める。

しかし、かつて同じバイオニクルだったアームヘッドの記憶や独自の調査などからイグザイクスがエクジコウだという事実を掴んでいた一部の者達(村井 幸太郎村井 雪那マキータ・テーリッツを含む)が決起。
新光皇歴2010年1月17日、超巨大隕石がヘブンに迫る中で頁(ペイジ)高原を舞台にデウス・エクス・マキナとの決戦に挑むも、
デウスの圧倒的な性能によって友軍や僚機が次々に堕とされていき、ついには幸太郎が雪那を庇って戦死してしまう。

しかしここにおいて、失踪していたプラント皇帝テリダクシア・マキータ・プラントが新たな機体「タイラント」を駆って出陣、
死闘の末についにデウス・エクス・マキナを撃破し、先ずはイグザイクスことエクジコウを打倒。
さらにヘヴンに迫る隕石が引き起こす大災害を、 タイラントの調和『メイキング・トゥモロー』の発動によって完全に封殺。
500年前に謎の声(実態は"偉大なる者達"と呼ばれる意識体、有り体に言えば一種の"神")から受けた「ヘブンの救済」という使命を、
自らの消滅と引き換えに完遂した。
(初代プラント皇帝ヴァイス・マキータ・プラントは死後も思念となってその後の代々の皇帝に憑依するかたちで使命遂行のために世界に留まりつけており、テリダクシアが今代の転生体にあたる)

事件後、プラント帝国とリズ連邦は共に国家として崩壊し、
世界第一位と第二位を同時に失ったヘブンは、その後混迷を極めていくこととなる。

第三次:大御蓮帝国とウェスティニア連合王国の対立

プラント帝国とリズ連邦が崩壊した後、アプルーエ地方のウェスティニア王国に後に「総統」と呼ばれる一人の男が台頭、
圧倒的なカリスマ性を以ってアプルーエを再統一し、「ウェスティニア連合王国」と呼ばれる新たな連合国家を確立した。
しかし連合王国内では「ヒルドールヴ社」を始めとした複数の企業による支配色が強く、
更には政権の完全支配を目論む企業群と戦力として密約を交わしていたスリーピィヘッドなどの傭兵組織の活動も大きくなるなど、情勢は混迷に向かっていく一方だった。

一方、大御蓮帝国においても新たな貴族の台頭によって新体制での統治が始まり、
まるでかつてのリズ連邦とプラント帝国に代わるように、ウェスティニア連合王国と大御蓮帝国はお互い冷戦にもつれ込んだ。

しかし新光皇歴2014年、スリーピィヘッドが大御蓮帝国の有力武装勢力「トゥ・チェンジ・ザ・ワールド(以下TCW)」の実質的指導者であった青年・菊田 言左衛門とその妻アイネアスをテロ行為によって爆殺したことで事態が急変。
TCWは本格的にスリーピィヘッド並びにその背後にあるヒルドールヴ社に対して明確な敵対の姿勢を主張したが、
その直後にヒルドールヴ社の人型ファントム達が菊田重工本社を襲撃し、現社長にして言左衛門の実父・菊田 武蔵博士を拉致した。

この事態に対してTCWは武蔵救出とヒルドールヴ本社への報復を同時に行うことを決定、菊田重工から精鋭パイロットチーム「ラストワン」を戦力として借り受けた他、
兼ねてから菊田重工と関わりの深かった村井研究所からも支援として精鋭部隊「マーダーエンゼル」の派遣を受ける。
更に以前からヒルドールヴ社の圧力に脅かされていた他企業の有力者や政治家達が、アプルーエ連合王国内での作戦行動の一切を黙認する事に決定し、ヒルドールヴ社は完全に孤立する。

間もなくTCWを中心とした連合部隊が『リトルバスターズ作戦』と命名された同作戦を決行。
ヒルドールヴ社は保有戦力や前述の人間型アームヘッド、 更には切り札として『アウターゴッドギガース』と呼ばれる特殊ギガース五体も投入するも全て撃破され、ついに企業体として崩壊。
現社長のリトゥナ・ヒルドールヴは、本社にして最後のアウターゴッドギガースである『ヨグ=ソトース』の崩壊と共に行方不明となった。

作戦完了後、ウェスティニア連合王国はその政権自体の脆弱性が露見し、弱体化への道を辿ることとなる。

第四次:“アームヘッド最終反乱”

第四次ギガントマキアにして、アームヘッド達による人類そのものへの一斉蜂起。
詳細はこちらを参照。





  • 最終更新:2014-10-19 09:40:33

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