μT-NIMBUS
型番:ANX-S-0146
製造:秘密結社「委員会」
所属:民間企業「天条アームヘッド事務所」
武装:遠距離攻性武装「DF-K」×2、ライオットブレードK×2、ヒートランチャーK×2、背部半重力コア×2、ハイセンスレーダー、特殊反応炉「リアクターレイ」
パイロット:天条 レイジ
調和:「オムニバスタワー」(物体の運動エネルギーとベクトルをそのままに速度を調整する)
活躍時期:N.T.N.3000年代初頭~
地下複合大都市「ガフ」の時代において、地上側に本社を置く民間企業「天条アームヘッド事務所」の保有するアームヘッド。
社長である天条レイジの専用機であり、約300年前に開発された特殊機体系統「μT」のひとつ。
同社と協力関係を結んだ組織「委員会」が、現在まで残存していた設計図のひとつを用いて現代に建造した。
機体コンセプトは「中~遠距離戦における砲撃戦」。
アウェイクニング・バリアーの関係上近接戦主体となりがちなアームヘッドの中にあって主流に逆行するような仕様だが、
本機の武装は基本的にエネルギー弾を射出する為、熱と実体のない攻撃に弱いバリアーに対して優位を取れるよう設計されている。
フレームの基本スペックは高く近接戦にも対応可能だが、一方で同レベルのフレーム性能且つ近接特化機に相対した場合は若干相性が悪い面も持つ。
胸部中央にはμT系の特徴でもある特殊反応炉「リアクターレイ」を搭載。
高強度特殊カプセルの内部に充填した特殊エネルギー粒子ヘヴンズレイを充填し、
機体のアームホーンから供給されるテトラダイ粒子と反応させることで、その出力を数倍以上にまで向上させている。
主兵装は背部から伸びる巨大攻性ユニット「DF-K(Dynamic Feather-Komainu)」。
直撃した場合はアームキル発生以前に物理的に「焼却」してしまえる程の火力を誇るほか、精密ロックにより10km範囲内ならほぼ確実に命中が可能。
アームキル効果を持つのはあくまで非命中時におけるテトラダイ拡散によって敵機のアウェイクニング・バリアーを減退させる副次的な意味が強い。
また本機は独自の機構として、腰部を180度回転させることで四脚形態「モード・ケルベロス」への簡易変形が可能。
これにより機動力を犠牲に安定性を確保し、機体全高も抑えることで隠密性を確保し超遠距離狙撃を行う。
このモードでは超精密ロックを行うため捕捉完了まで時間がかかるものの、一度完了してしまえば前述の命中範囲内から遙か先の対象すら狙撃できる。
両下腕には小型射撃兵装「ヒートランチャーK」を装備。
DF-Kによる狙撃を掻い潜ってきた敵機を中距離から撃墜するためのエネルギーライフルであり、銃撃のみならず弾幕展開や牽制などにも利用できる。
更に万が一近接戦に持ち込まれた際は、一対の実体剣「ライオットブレードK」を用いた白兵戦を行う。
普段は背部へマウントされており、ハンガーユニット自体を駆動させる事で背面からの攻撃を防御することもできる。
制作:Bukkey
<参考画像>
- 最終更新:2019-09-04 19:55:19