ゴルゴタ

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型番:PS✝-008(ラウンズ以前AMH-005骨)
製造:不明
所属:邪教「タイムスリップ教団
武装:破槌骨、突貫刺骨、齧砕鋏顎、磔縛肋骨、発破捕脚、出臼骨法
   (調和発動時)筋肉、相対性理論破戒術式『タイムストロング』
パイロット:タイムスリップコツヒコ
調和:「フォッシルリストレーション」(現在の機体を骨格とし、それに準じた仮想肉体を復元する)
ランク:B✝

過激派武装勢力「タイムスリップ教団」の最高幹部「タイムスリップ・ラウンズ」の一人、タイムスリップコツヒコの専用アームヘッド
バイオニクルフレームを素体や筋肉ではなく「骨」とすべく鍛えられた異端機で、背部に十字架型に成長した賢者の石を持つTYPE-A分類機。

超硬質化したボディは筋肉の鎧を上回る防御力を誇り、また材質的な面で打撃・斬撃の攻撃力にも特化している。

主武装は一見拳のようにも見える肥大化した肘骨・破槌骨で、その大質量骨密度は敵を粉砕するハンマーにも全身の中で最も堅牢な盾にもなり得る。
手や爪に当たる部位が変化した突貫刺骨は、刺突と斬撃両面に適した長大な刃として扱え、破槌骨と組み合わせる事で剣と盾のように使える他、両手を槍としリーチを保ったまま一方的に串刺しにも出来る。
脚部に付属する隠し足・発破捕脚は弾き出すことでバッタのような力強い跳躍を生む他、短い足のキックから不意討ち的に高速の斬撃を放つ事が出来、背後に回られた際などに逃げながらの迅速なカウンターを繰り出す事ができる。

頭部の齧砕鋏顎は相手を噛み砕くのみならず、牙を埋めて捕縛する事でリーチの短い破槌骨を確実に当てることが出来る。
胴部の磔縛肋骨もまた敵の動きを拘束するのに役立ち、突貫刺骨に苦心して懐に入った敵を更なる窮地に陥れる。
四肢を変形させた十字架形態では、顎と肋骨で捕らえた敵を磔にしながら地に立ち掲げる事で、人質を取り敵集団を威圧、もしくは僚機が集中攻撃する為の的にする事が出来る。

各関節単位で分離した体は数分間であれば遠隔操作が可能で、その間なら機体の再構築も可能(出臼骨法)。
攻撃を受けた瞬間に全身の自壊を起こし衝撃を吸収、バラバラの状態からすぐに再生し不意打ちをかける等の戦法に使用できる。
またリスクは大きいが分離状態での一斉攻撃、元と違う姿での組立なども可能で、先読みのし辛い変幻自在の戦法がとれる。

調和能力「フォッシルリストレーション」は「現在の機体を骨格としそれに準じた仮想肉体を復元する」能力であり、これによって生み出された肉体は一定時間ではあるがラウンズ上位レベルに匹敵する筋力に達する。
骨のような機体構造はこの調和の使用に特化したものであり、通常構造の機体で使った場合は無駄の多い歪んだ形状の筋肉になってしまうと思われる。
またこれにより超振動兵器など骨状態の弱点を軽減できる。

本機は骨状態の防御力と多彩な攻撃、調和による筋肉復元状態のパワーアップを適宜切り替え翻弄しつつ、更に不死身と錯覚させるような機体分離合体を組み合わせることで継戦時間を伸ばし、トリッキーな戦法を長時間に渡り浴びせる事で性能差のある強敵をも消耗させ斃していく。


パイロット"タイムスリップコツヒコ"



制作:こぜに

<参考画像>
画像を表示 破槌骨は殴打と防御に優れるメインウェポン
画像を表示 突貫刺骨はリーチに優れる斬撃武装
画像を表示 跳躍装置と死角への攻撃を兼ねる発破捕脚
画像を表示 ヘッドアップ。齧砕鋏顎で挟んだ相手を打撃の嵐に落とし込む
画像を表示 胴体部。操縦は完全にシンクロのみで行われ、コクピットは奇妙で簡素な形状
画像を表示 敵機の捕縛と敵対集団への威嚇に用いられる十字架形態
画像を表示 調和・フォッシルリストレーションにより再生された仮想筋肉

  • 最終更新:2018-03-07 07:03:16

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