ウィリアム・カバリオ

スペル:William Caballo
性別:男
所属:リズ連邦軍
職業:パイロット
搭乗機体:リープアイズ
調和:「シュテッペンプフェールト」(自身より質量の大きい物体に「透過」し、一切の物理的干渉を受けなくする)

リズ連邦軍の中規模補給基地を防衛する、少年兵パイロット。
匿名のソーシャルメディアなどにおいては『トロージャン』のハンドルネームを名乗っている。

泥のように陰鬱な表情をした少年であり、髪は比較的長い。
あまり言葉を発することもないが、その一方で独りでいる時は感情の起伏を見せ饒舌になる。

元々は悪質なハッカー・クラッカーであり、情報戦・電子戦における能力が評価され軍務に就いた。
性格は酷く捻くれている上に卑怯であり、更にサディストらしい一面も見せる。
このように歪んだ背景には悲惨な過去があったことが噂されるが、彼自身は話そうともしないので真相は不明となっている。

味方機をハッキングによって遠隔操作・犠牲にして多くの敵機にOS破壊用ウイルスを伝染させるよう仕向けたり、
その際の両軍の機体の様子を撮影して『発狂パイロット』というタイトルを付けて動画サイトに公開するなど、その非人道的行為には枚挙に暇がない。
しかし彼自身は任務の詳細を知られない為のある種の権限によって守られており、
それに見合うだけの成果や戦績を上げ続けていることもあって、軍部から罪に問われることは皆無である。

しかし一方で、同僚の間では既に『一連の"発狂"事件の黒幕ではないか』と噂として認識されており、
そのように彼に難癖をつけた人々が、実際の戦場で彼の捨て駒にされ次々に散っていくという悪循環が出来ている。

補給基地防衛作戦において御蓮の"血染めの翼"ことセイントメシアと交戦するが、
自らの機体から放った麻痺毒を返されて調和が停止し、機体ごと岩に食い込んだまま身動きが取れなくなったことから錯乱、
命乞いや介錯を叫んだが、逆にコクピット以外を破壊されたまま放置され、誰からも看取られずにこの世を去る末路を迎えた。


  • 最終更新:2014-08-30 22:56:34

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